しもやけ漢方

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なかなか解決できないお体の悩み、あきらめないでご相談ください。

 
 
丸の内大島薬局は、半世紀以上の積み上げてきた経験と知識から漢方薬の可能性を拡げ
患者様の様々なお悩みにお応えしております。

手や足の指が、赤紫色に変化して腫れっぽい。じんじんと熱くなり、いたがゆい。 そんな時つらいつらいあなたのしもやけに、漢方薬が大きな力になります。
漢方薬は、ちょっと信じられない。皮膚病に本当に漢方が効くの?
西洋医学が中心の日本の医療では、そう思われても仕方がないかもしれません。 実際、非常に多くの方が漢方薬を服用してしもやけを克服したり、その後のしもやけの再発を防いたりしておられます。

なぜ、そんなに漢方薬が有効なのか?

漢方薬には、対症療法ではなくしもやけの根本的に要因にアプローチして改善に導く漢方理論があるからです。



1.しもやけとは

 
しもやけは、正式な病名を凍瘡と言います。
似た名前に凍傷がありますが、凍傷は、登山やスポーツなど長時間低温で冷たい風にさらされた時に起きたり、泥酔して外で寝たりしたときに発症します。
しもやけは、主に循環障害の起こりやすい末端部に起きます。
しもやけには、主に全体に赤く腫れ上げる樽柿型(たるがきがた)主に指に水泡ができる多形滲出性紅斑型(たけいしんしゅつせいこうはんがた)の2つのタイプがあります。
 
しもやけのできやすい条件と代表的な自覚症状やできやすい部位などをまとめました。
 
 
 

1)しもやけは10℃以上の気温差でできやすくなる

 
しもやけは、1日の気温差が10℃以上になると起きやすいです。
とても寒い時時期にできると思われる印象ですが、実は、秋の終わりから冬に入る時期、冬の終わりから春に入る時期に多くなります。
その理由は、体温調節と深く関係しています。
私たちの体は、気温が変化しても体温を一定温度に保つために、交感神経の働きにより血管を拡張させて放熱をしたり、血管を収縮させて熱の放出を防いだりしています。
しかし、気温差が激しくなると、血管を収縮と拡張をうまくコントロールできなくなり、血行不良が生じます。
温度差は、手洗い後の水分や汗などの拭き残しの水分でも生じます。
拭き残しの水分が蒸発する際に、蒸発熱で温度差が生まれ、しもやけになりやすくなるので注意が必要です。
 
 

2)しもやけは冷えやすい末端の部位によくできる

 
しもやけは、手や足の指、かかと、耳たぶ、鼻のあたま、頬など、冷たい風にさらされる場所や、冷えやすい末端の部位に起こりやすいです。
 
 

3)しもやけの代表的な症状は、腫れ・うっ血・水疱・びらん・潰瘍

 
しもやけの代表的な症状は、赤紫色に腫れる、赤くなって盛り上がる、かゆくなる、ジンジンと熱い感じがする、痛がゆいなどで、ひどくなると出血したり、水疱ができ、それが破れたりすることもあります。
 
 

4)しもやけのできやすいタイプ

 
血行の悪い人、汗をかきやすい人に多いと言われています。遺伝的要因もあると言われています。
 
 
 

2.しもやけの西洋医学のアプローチ法

 
塗り薬では血行を良くするカンフルやビタミンE配合の軟膏や炎症を抑えるステロイドの軟膏が用いられます。
内服薬では、主に血行の良くなるビタミンEが用いられます。
 
 
 

3.しもやけの漢方薬でのアプローチ法

 
漢方医学では、お血という概念があります。
お血とは、簡単に言うと血行不良の状態。
漢方医学では、血行不良の場所ができるとそこに熱がこもり、その熱で血液が濃くなり、さらに血行が悪くなるという悪循環を起こすと考えます。
まさに、赤紫になってうっ血したしもやけの状態と言えます。
実は、このお血を改善する漢方薬があります。
ということは、しもやけを治す漢方薬があるということになります。
ただ、お血をとる漢方薬は、たくさんあり、その中でも最適なものを選ばないと思ったような効果は得られません。
他にも手先足先が冷えて、血流が悪い人タイプのしもやけを改善する漢方薬もあります。
このようにしもやけの状態やもともとの体質などを考慮することで、よりその人に合ったしもやけの対処法があることも漢方薬の特徴です。
 
現在、ほとんどの漢方薬は、持ち運びやすくするため、飲みやすくするため、エキス顆粒やエキス細粒や錠剤の製品です。
ただ、すべての処方のエキス顆粒や錠剤があるわけではありません。
当店でよくしもやけで服用していただく漢方薬は、エキス顆粒・細粒や錠剤の製品がありません。
煎じ薬を服用していただいております。
当店では、漢方薬の効果を早く実感していただけるように、時には、煎じ薬や丸剤などを用いながら最もその方に合った効果的な漢方薬を選んでいます。
 
 
 

4.漢方薬にてしもやけを克服された当店のお客様

 
毎年、しもやけに悩んでいるということでご相談いただいた75歳の女性。しもやけの状態は、赤紫色で腫れぼったい感じでした。痛痒いと訴えされていました。
当店で漢方薬を選び、15日欠かさず服用していただき、状態が随分改善し、痛痒い感じもなくなりました。その後、1ヶ月ほど続けていただき、完治。
それからは、秋の終わりぐらいにお薬を飲まれ、再発なく、過ごされています。

MESSAGE

/ メッセージ

しもやけは、とても辛い症状です。冷え性や自律神経系とも関係する疾患でもあります。早く改善し、しもやけができないように体質改善していくことが、新たな別の病気をおこさない予防にもつながります。しもやけは、漢方薬がとても良く効く疾患です。ぜひ、ご相談いただければと思います。

相談担当薬剤師

大島 秀康


大島秀康

漢方相談担当薬剤師

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