慢性副鼻腔炎

鼻がつまって息がしにくい。目の周り、ほほ、額、などが重くて痛い。黄色から緑っぽいドロッとした鼻水がでる。食べ物の味やにおいが分かりにくい。

漢方薬があなたの大きな救いになります。 漢方薬は、ちょっと信じられない。本当に効くの? 西洋医学が中心の日本の医療では、そう思われても仕方がないかもしれません。 ただ、実際、非常に多くの方が副鼻腔炎で漢方薬を服用されて辛い症状から解放されています。

実際多くの患者様の相談を受けてきた経験から、その時々で最適な漢方薬を選ぶことができれば、副鼻腔炎は解決できると考えています。

なかなか解決できないお体の悩みおもいきってご相談ください。

丸の内大島薬局は、半世紀以上の積み上げてきた経験と知識から漢方薬の可能性を拡げ
患者様の様々なお悩みにお応えしております。

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(仮名)
石井 美智子
さん

55歳女性 / パート勤務(食品店)

若い時からあった。
鼻が詰まっていて、通らない。痰がからむ。においもしない。
病歴・通院歴

耳鼻科で抗生剤や点鼻薬、漢方薬を処方してもらっていたが、なかなか改善できず相談に。

服用の経過

詳しくお体の状態や生活状況を伺い、ホノミビスキンと松寿仙の服用を開始。

〈1か月後〉
服用して3日目ぐらいに緑色の塊の鼻水が出た。 鼻水がでるようになってきた。

〈2ヶ月後〉
鼻が通るようになってきた。 痰が引っ掛かる感じがなくなってきた。

〈3ヶ月後〉
臭いが分かるようになってきた。 塊みたいなものがでなくなってきた。

改善後の様子

苦にならずに生活ができるようになってきました。

この症状の改善事例を見る

01

自覚症状

慢性の副鼻腔炎の代表的な自覚症状は6つあります。

  1. 鼻づまり(鼻閉)
  2. 鼻水(鼻漏)
  3. 頭痛・頭重感・顔面痛・圧迫感
  4. 嗅覚障害(においが分かりにくい)
  5. 咳や痰
  6. 発熱・倦怠感・集中力の低下・眼症状・顔面腫脹

これらは、鼻副鼻腔炎診療の手引きに記載されていることから分かります。 症状の程度は、人によって変わってきます。 それぞれの症状について以下にまとめました。

1. 鼻づまり(鼻閉)

  • 両側または片側の鼻が詰まる。
  • 鼻呼吸がしにくく、口呼吸になることもあります。

2. 鼻水(鼻漏)

  • 黄色〜黄緑色の粘り気のある膿性鼻汁が出る。
  • 喉の奥に流れる(後鼻漏)ことも多く、違和感や咳の原因になります。

3. 頭痛・頭重感・顔面痛・圧迫感

  • 目のまわり、頬、額、鼻の付け根、奥歯のあたりが重い・痛い・圧迫されるように感じます。
  • 特に前かがみになると痛みが強くなるのが特徴です。

4. 嗅覚障害(においが分かりにくい)

  • 鼻づまりや炎症のために、においを感じにくくなります。
  • 重症化するとにおいがまったく分からないこともあります。

5. 咳や痰

  • 後鼻漏(喉に流れる鼻汁)の刺激で、咳や痰が続くことがあります。
  • 特に朝方や夜間に出やすい傾向があります。

6. 発熱・倦怠感・集中力の低下・眼症状・顔面腫脹

  • 炎症が長引くと、だるさや微熱が続くこともあります。

02

診断基準

鼻漏、後鼻漏、鼻閉などの鼻症状が12週以上持続していれば、本疾患を疑います。 鼻内所見で膿性から粘性の鼻汁と鼻茸の有無を確認していきます。 診断基準を以下にまとめました。

1. 主要症状(以下のうち2項目以上が12週間以上続く)

  • 鼻漏(膿性または粘性)
  • 鼻閉
  • 顔面痛・圧迫感
  • 嗅覚障害(においがわからない)

2. 内視鏡・画像所見

  • 鼻内視鏡で膿性鼻汁や鼻茸(ポリープ)を認める
  • 副鼻腔CTで粘膜肥厚や陰影を認める

3. 除外項目

  • 歯性副鼻腔炎や真菌性副鼻腔炎など、明らかな他の原因がある場合は除外

03

原因

慢性副鼻腔炎の主な原因として、6つあげました。

  1. 急性副鼻腔炎が完治せずに慢性化
  2. 鼻の構造異常(膿が溜まりやすい鼻の構造になっている)
  3. アレルギーや気道炎症の持続
  4. 細菌感染の持続
  5. 真菌感染の持続
  6. 免疫低下や環境要因

以下に詳しく記載していきます。

1. 急性副鼻腔炎が完治せずに慢性化

  • 急性の炎症が十分に治らず、慢性化してしまうケース。

2. 鼻の構造異常(膿が溜まりやすい鼻の構造になっている)

  • 鼻中隔湾曲症(鼻の仕切りが曲がっている)
  • 鼻ポリープ(鼻茸:はなたけ) などがあると、副鼻腔の換気や排膿が悪くなります。

3. アレルギーや気道炎症の持続

  • アレルギー性鼻炎や喘息を併発している人に多く見られます。

4. 細菌感染の持続

  • 細菌が完全に除去されず、炎症が続くことがあります。
  • 黄色ブドウ球菌などが関与することもあります。

5. 真菌感染の持続

  • 特に慢性化している場合には、真菌が関与していることがあります。

6. 免疫低下や環境要因

  • 免疫力の低下、喫煙、大気汚染、乾燥なども悪化要因になります。

04

西洋医学の治療法

鼻副鼻腔の処置と局所療法、マクロライド療法を中心とした薬物療法、内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)などの手術療法を組み合わせて治療していきます。

主な治療法内容・目的
マクロライド系抗菌薬の少量長期投与抗菌作用に加え、炎症を抑える作用を利用。例:クラリスロマイシン(CAM)を1〜3か月間少量で継続。
副腎皮質ステロイド点鼻薬アレルギー性や好酸球性副鼻腔炎に有効。例:モメタゾン(ナゾネックス)、フルチカゾン(フルナーゼ)。長期使用も比較的安全。
抗ロイコトリエン薬好酸球性炎症やアレルギー性鼻炎を伴う場合に使用。例:モンテルカスト。
鼻洗浄継続的な鼻腔洗浄が重要。膿やアレルゲンを除去。
手術療法(内視鏡下副鼻腔手術:ESS)薬で改善しない場合、膿のたまり場(洞)を開放し換気・排膿を改善。再発率が低く、安全性も高い。

05

東洋医学の治療法

漢方医学では、体の構成要素を気・血・水の3つに分けて、その3つが過不足なくきれいに巡っている(流れている)状態を健康な状態と捉えています。 お身体の状態をしっかり伺い、気血水の状態とともに、五臓(肝・心・脾・肺・腎)の状態も把握し、それを改善する漢方薬を選んでいきます。 慢性副鼻腔炎の場合は、気の巡りが悪かったり、気が不足していたり、血や水の巡りが悪いなどのケースが多く、それらに対応した漢方薬を服用することで、症状を改善していきます。検査器具があるわけではないので、症状を正しく捉えて漢方薬を選ぶには、知識と経験が必要となります。

みなさまから寄せられる
よくあるご質問

病院で治療しても改善しなかったのですが、本当に相談してよいのでしょうか?

もちろんご相談ください。丸の内大島薬局では、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、ピル中止後の生理不順、過敏性腸症候群(IBS)、慢性副鼻腔炎など、病院や一般の漢方薬局で改善が難しかった症状に多く対応してきました。
「どこに行っても良くならなかった」という方こそ、私たちが次の選択肢として寄り添い、漢方・自然薬・栄養学・生活改善を組み合わせた新しいアプローチをご提案いたします。

初回の相談にはどれくらい時間がかかりますか?

相談内容にもよりますが、60分~120分くらいかかります。
じっくり、今までの経過をじっくり伺い、その原因を追究していくとともに、漢方医学的にお体のどこに負担がかかっていくかを把握しないといけないため、お時間をいただいております。

漢方薬はどのくらい飲み続ければ効果が出ますか?

今までの経験から、1ヶ月から2ヶ月程度服用いただければ、何かしらの体調の変化を感じとっていただけます。

相談に費用はかかりますか?

相談料金はいただいておりません。
相談時に、お悩みの病気や症状や不安などお話しください。私どもからもご質問をさせていただき、原因を追究していくとともに東洋医学的なお体の状態を把握していきます。その後、東洋医学的なおからだの状態をご説明し、対応策の費用面について説明いたします。ご説明にご了承いただける場合、お薬を準備いたします。ご了承いただけなければ、そこで相談は終了となります。
初めから、漢方薬名をお伝えするような相談は受け付けておりませんのでご了承ください。

どんな症状でも相談できますか?

まずは、一度ご相談ください。対応が難しい場合は、その時に返答をさせていただきます。

他の病院の薬と併用しても大丈夫ですか?

基本的に病院のお薬との併用も大丈夫です。ただし、漢方薬の重複になると、問題が出てくるケースもございますので、相談時に詳しくお伺いし、対応させていただきます。

漢方薬は苦いイメージがありますが、飲みやすいですか?

たしかに漢方薬は独特の風味がありますが、苦い漢方薬でも自分に合った漢方薬は、おいしく感じるということもあります。エキス顆粒や錠剤の製剤もありますので、飲みにくい場合は、ご相談いただければと思います。

遠方に住んでいるのですが、オンラインや電話相談は可能ですか?

オンラインや電話でのご相談も可能です。LINEの公式アカウントにご登録いただいてご相談のご予約をいただくと、予約の日時に通話リクエストを送信しますので、それを押していただくと、ビデオ通話で相談ができます。その他、そのままLINEのトーク機能で漢方相談を行うことも可能です。

子どもや高齢者でも服用できますか?

服用できます。

漢方薬は保険がききますか?

当店で扱う漢方薬はすべて自由診療(自費)となり、健康保険は適用されません。ただし、初回のご相談時にお客様の体質や症状を伺いながら、目安となるご予算をしっかりお伝えしますので、ご安心ください。
一般的な保険診療では扱われない天然薬や自然薬も取り揃えており、体質改善や根本からのケアを目的としたご提案が可能です。

LINEから、
お気軽にご相談いただけます。

特定疾患の情報や体質改善のヒントも
定期的にお届けします。

丸の内大島薬局では、LINEを通じて
初回相談や日常のご質問を承っております。
さらに今後は、多嚢胞性卵巣症候群、脱ピル後の不調、
過敏性腸症候群、副鼻腔炎といった特定疾患に関する最新の知識や、
日常で役立つ栄養・生活改善のアドバイスも発信していきます。
ご登録いただいた方には、より具体的な改善のヒントや
サポート情報をお届けしますので、ぜひお気軽にご登録ください。

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まずはあなたのお悩みを
お聞かせください

「これくらいの悩みで相談していいのかな?」と
迷われる方も多くいらっしゃいます。
丸の内大島薬局では、症状の大小にかかわらず、
お一人おひとりの体と心に寄り添ったご相談を大切にしています。
どんな小さなお困りごとでも、まずはお気軽にご相談ください。

こんな悩みをお持ちの方へ──

  • 生理不順やPMSがつらく、日常生活に支障が出ている
  • ピルをやめた後から体調が不安定になっている
  • 妊活を続けているが、なかなか結果が出ず焦っている
  • 過敏性腸症候群で外出や仕事に不安がある
  • 慢性的な副鼻腔炎で、鼻づまりや後鼻漏が治らない
  • 病院で「異常なし」と言われたが、不調が続いている
  • 薬を飲んでも症状がすぐに再発してしまう
  • 慢性的な疲労感や冷え性に悩んでいる
  • 自律神経の乱れから、不眠や気分の落ち込みがある
  • 将来の健康のために、体質を根本から改善したい

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    なかなか改善できないお身体の悩み、ぜひ一度、思い切ってご相談ください。
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