不妊症

なかなか妊娠できない。 どうして?いつになったら授かるのだろう?原因は、自分になるのだろうか? 毎月、期待を持ちながら、生理が来て、落ち込む。

不妊症に漢方薬は、極めて有効な手段です。漢方薬は、体に弱りや負担のかかっている所にアプローチをして、生命力を高めてくれます。

当店の不妊症相談は、あなたの体にぴったりの漢方薬を選ぶだけではありません。妊活は、不安と選択の連続です。思った通りに進まない時、血液検査数値に不安を感じ、様々な選択肢の中からどの方法を選んだらよいか選択に迫られ、その選択が正しかったかどうかでまた不安になる。そのようなことを乗り越えるのは、とても大変なことです。当店は、漢方薬だけでなく、そのような不安や選択を乗り越えられるようにサポートさせていただいております。

なかなか解決できないお体の悩み、あきらめないでご相談ください。
丸の内大島薬局は、半世紀以上の積み上げてきた経験と知識から漢方薬の可能性を拡げ
患者様の様々なお悩みにお応えしております。
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(仮名)
三浦 亜希
さん

38歳女性 / 公務員(保育士)

結婚前に子宮内膜症の手術をしており、子供は難しいと思っていたが、5年経ち、やっぱり旦那様との子供が欲しいと妊活を決意しました。
病歴・通院歴

子宮内膜症のこともあり、なかなか授からず、病院での不妊治療を開始されました。そこで、卵管水腫がみつかり、転院することに。その頃、漢方相談に来られました。

服用の経過

詳しくお体の状態や生活状況を伺い、エッキ錠と桂枝茯苓丸と松寿仙の服用を開始。

〈1か月後〉
生理目のイライラを感じなくなってきた。体調も良い。

〈3ヶ月後〉
冷えをあまり感じなくなってきた。 エッキ錠と当帰芍薬散とショウキT1に変更。

〈6か月後〉
卵管水腫の手術をうける。

〈10か月後〉
3回目の体外受精にて妊娠。その後も漢方薬の服用を継続。

この症状の改善事例を見る

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自覚症状

自覚症状はほとんどありません。

02

診断基準

日本産科婦人科学会(JSOG)では、「妊娠を希望して、避妊をせずに 1年間性生活を続けても妊娠しない場合を不妊症と定義しております。

03

原因

女性側の原因

女性側の代表的な原因としては、5つあります。 1. 排卵障害 2. 卵管因子 3. 子宮因子 4. 頸管因子 5. 加齢

以下にまとめました。

1. 排卵障害 ホルモンの異常によって卵子が排卵されない状態。 原因例として大きく3つあります。

  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
  • 高プロラクチン血症
  • 早発閉経

2. 卵管因子 卵管の通過障害により受精卵が子宮に到達できない状態です。 原因例として以下のようなケースがあります。

  • 過去の骨盤内炎症性疾患(PID)
  • 子宮外妊娠の手術後の癒着
  • 子宮内膜症による卵管障害

3. 子宮因子 受精卵が着床しにくい状態です。 原因として以下のようなケースがあります。

  • 子宮筋腫(特に粘膜下筋腫)
  • 子宮奇形
  • 子宮内膜ポリープ

4. 頸管因子 精子が子宮に到達しにくい状態です。 原因例として以下のようなケースがあります。

  • 子宮頸部の粘液異常
  • 抗精子抗体の存在

5. 加齢 卵子の質や数が減少し、妊娠しにくくなる。 35歳以降で顕著となります。

男性側の原因

男性側の代表的な原因としては、3つあります。

  1. 精子の異常
  2. 精路の障害
  3. その他

それぞれについてまとめました。

1. 精子の異常 精子の数、運動率、形態異常がある場合。 原因例として以下のようなケースがあります。

  • 精索静脈瘤
  • 遺伝的疾患
  • ホルモン異常

2. 精路の障害 精子が射精されにくい、または通れない状態。 原因例として以下のようなケースがあります。

  • 精管閉塞
  • 射精障害(神経障害や糖尿病など)

3. その他

  • 性行為障害
  • 生活習慣(喫煙、過度の飲酒、肥満)

男女共通・その他の原因

男女共通・その他の原因として以下のような原因もあります。

  • 免疫異常:抗精子抗体など
  • 環境要因・生活習慣:ストレス、過度の運動、栄養不足
  • 原因不明(不明不妊):約10〜20%は特定できない

04

西洋医学の治療法

治療に先立ち、まず検査を行い、不妊の原因を特定していきます。 男女それぞれの検査項目をまとめました。

女性側

  • ホルモン検査(FSH, LH, E2, プロゲステロン, AMHなど)
  • 卵管の通過性検査(子宮卵管造影など)
  • 排卵機能の評価(基礎体温、超音波)
  • 子宮や卵巣の形態評価(超音波、MRIなど)

男性側

  • 精液検査(精子数、運動率、形態など)
  • 必要に応じてホルモン検査

生活習慣の改善を行いながら、適宜排卵誘発法を取り入れて、 タイミング法⇒人工授精⇒体外受精(IVF)・胚移植(ET)⇒顕微授精(ICSI)とステップアップしていきます。それぞれのポイントを以下にまとめました。

1. 生活習慣改善

  • 適正体重の維持(肥満や痩せすぎは排卵に影響)
  • 禁煙・節酒
  • ストレス管理
  • 栄養バランスの改善(葉酸、ビタミンなど)

2. 排卵誘発療法 排卵障害が原因の場合に行われます。

  1. クロミフェン療法

    • 排卵誘発薬。経口で排卵を促す。
    • 月経周期の3〜5日目から服用。
  2. hMG / FSH注射

    • 卵胞を発育させる注射。
    • 超音波で卵胞を確認しながら投与。
  3. hCG注射

    • 卵胞成熟後の排卵を促す。

3. 人工授精(AIH)

  • 精子を調整して子宮内に注入する。
  • 排卵誘発と併用することが多い。
  • 自然妊娠より妊娠率は向上する。

4.体外受精(IVF)・胚移植(ET)

  • 卵子を体外で受精させ、受精卵を子宮に戻す方法。
  • 排卵誘発、採卵、体外受精、胚培養、移植のステップ。
  • 成功率は年齢や卵巣予備能による。

5.顕微授精(ICSI)

  • 精子の運動性や形態に問題がある場合に行います。
  • 単一の精子を卵子内に注入します。
  • IVFの一種だが、重度男性不妊向きの治療法です。

その他のポイント

  • 不妊治療は原因に応じて段階的に進める(排卵誘発 → 人工授精 → 体外受精など)。
  • 年齢が高い場合は、早めにIVFを検討することが多くなります。

05

東洋医学での治療法

漢方医学では、命を維持するための要素を気・血・水の3つに分けて、その3つが過不足なくきれいに巡っている(流れている)状態を生命力の高い状態としてとらえています。 気血水のどれが不足したり過剰になっていたり、上手く巡っていなかったりを判断し、それを改善する漢方薬を服用することにより、気血水が過不足なくスムーズに流れるようになれば、妊娠しやすくなります。 お体の状態を把握するのは、知識と経験が必要となります。しっかりお体の状態を把握し、最適な漢方薬を服用することが大切となります。

みなさまから寄せられる
よくあるご質問

病院で治療しても改善しなかったのですが、本当に相談してよいのでしょうか?

もちろんご相談ください。丸の内大島薬局では、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、ピル中止後の生理不順、過敏性腸症候群(IBS)、慢性副鼻腔炎など、病院や一般の漢方薬局で改善が難しかった症状に多く対応してきました。
「どこに行っても良くならなかった」という方こそ、私たちが次の選択肢として寄り添い、漢方・自然薬・栄養学・生活改善を組み合わせた新しいアプローチをご提案いたします。

初回の相談にはどれくらい時間がかかりますか?

相談内容にもよりますが、60分~120分くらいかかります。
じっくり、今までの経過をじっくり伺い、その原因を追究していくとともに、漢方医学的にお体のどこに負担がかかっていくかを把握しないといけないため、お時間をいただいております。

漢方薬はどのくらい飲み続ければ効果が出ますか?

今までの経験から、1ヶ月から2ヶ月程度服用いただければ、何かしらの体調の変化を感じとっていただけます。

相談に費用はかかりますか?

相談料金はいただいておりません。
相談時に、お悩みの病気や症状や不安などお話しください。私どもからもご質問をさせていただき、原因を追究していくとともに東洋医学的なお体の状態を把握していきます。その後、東洋医学的なおからだの状態をご説明し、対応策の費用面について説明いたします。ご説明にご了承いただける場合、お薬を準備いたします。ご了承いただけなければ、そこで相談は終了となります。
初めから、漢方薬名をお伝えするような相談は受け付けておりませんのでご了承ください。

どんな症状でも相談できますか?

まずは、一度ご相談ください。対応が難しい場合は、その時に返答をさせていただきます。

他の病院の薬と併用しても大丈夫ですか?

基本的に病院のお薬との併用も大丈夫です。ただし、漢方薬の重複になると、問題が出てくるケースもございますので、相談時に詳しくお伺いし、対応させていただきます。

漢方薬は苦いイメージがありますが、飲みやすいですか?

たしかに漢方薬は独特の風味がありますが、苦い漢方薬でも自分に合った漢方薬は、おいしく感じるということもあります。エキス顆粒や錠剤の製剤もありますので、飲みにくい場合は、ご相談いただければと思います。

遠方に住んでいるのですが、オンラインや電話相談は可能ですか?

オンラインや電話でのご相談も可能です。LINEの公式アカウントにご登録いただいてご相談のご予約をいただくと、予約の日時に通話リクエストを送信しますので、それを押していただくと、ビデオ通話で相談ができます。その他、そのままLINEのトーク機能で漢方相談を行うことも可能です。

子どもや高齢者でも服用できますか?

服用できます。

漢方薬は保険がききますか?

当店で扱う漢方薬はすべて自由診療(自費)となり、健康保険は適用されません。ただし、初回のご相談時にお客様の体質や症状を伺いながら、目安となるご予算をしっかりお伝えしますので、ご安心ください。
一般的な保険診療では扱われない天然薬や自然薬も取り揃えており、体質改善や根本からのケアを目的としたご提案が可能です。

LINEから、
お気軽にご相談いただけます。

特定疾患の情報や体質改善のヒントも
定期的にお届けします。

丸の内大島薬局では、LINEを通じて
初回相談や日常のご質問を承っております。
さらに今後は、多嚢胞性卵巣症候群、脱ピル後の不調、
過敏性腸症候群、副鼻腔炎といった特定疾患に関する最新の知識や、
日常で役立つ栄養・生活改善のアドバイスも発信していきます。
ご登録いただいた方には、より具体的な改善のヒントや
サポート情報をお届けしますので、ぜひお気軽にご登録ください。

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まずはあなたのお悩みを
お聞かせください

「これくらいの悩みで相談していいのかな?」と
迷われる方も多くいらっしゃいます。
丸の内大島薬局では、症状の大小にかかわらず、
お一人おひとりの体と心に寄り添ったご相談を大切にしています。
どんな小さなお困りごとでも、まずはお気軽にご相談ください。

こんな悩みをお持ちの方へ──

  • 生理不順やPMSがつらく、日常生活に支障が出ている
  • ピルをやめた後から体調が不安定になっている
  • 妊活を続けているが、なかなか結果が出ず焦っている
  • 過敏性腸症候群で外出や仕事に不安がある
  • 慢性的な副鼻腔炎で、鼻づまりや後鼻漏が治らない
  • 病院で「異常なし」と言われたが、不調が続いている
  • 薬を飲んでも症状がすぐに再発してしまう
  • 慢性的な疲労感や冷え性に悩んでいる
  • 自律神経の乱れから、不眠や気分の落ち込みがある
  • 将来の健康のために、体質を根本から改善したい

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