
「この記事では、以前PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)による不正出血と生理不順とニキビがあり、その他に生理痛もありピルを服用していましたが、ピルを中止して生理を整えたいを決意し、ピルを中止する前から相談にこられた28歳の漢方相談事例をご紹介いたします。」
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)による不正出血と生理不順とニキビがあり、その他に生理痛もあり4年間ピルを服用していました。
ピルを中止して自力で生理を整えたいを決意し、ピルを中止する約1ヶ月前に漢方相談にこられました。
漢方を開始し、途中不正出血やニキビや生理不順もありましたが、それらを乗り越え、生理周期も30~35日に安定しました。
- 利用したサービス 漢方相談
- 年齢 28歳 女性
- お住まい 名古屋市
- 主なお悩み ピルを中止した後の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)不正出血と生理不順とニキビ、生理痛
- 相談開始時の生理周期 ピル服用のため把握できず
- 症状の期間 以前より
- 相談期間 1年2か月
- ご希望 ピルを中止後に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による不正出血や生理不順やニキビを改善したい
- 病院治療との併用状況 なし
※本症例は一例であり、同様の経過や結果を保証するものではありません。
この症例は、次のようなお悩みをお持ちの方に参考となる内容です。
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断された
- ニキビがひどい
- 生理周期が35日以上になることが多い
- 生理痛がある
- 生理前の胸の張り
- 体質改善も考えたい
事例の概要
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)による不正出血と生理不順とニキビがあり、その他に生理痛もあり4年間ピルを服用していました。
ピルを中止して自力で生理を整えたいを決意し、ピルを中止する前に漢方相談にこられました。
漢方を開始し、途中不正出血やニキビや生理不順もありましたが、それも改善し、1年6か月後には、生理周期も30~35日に安定しました。
ご相談時のお悩み
ピルを中止した後の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)不正出血と生理不順とニキビ、生理痛を漢方で改善したい。
ご相談までの経過
以前不正出血が長引いたことがあり、クリニックを受診したら、多嚢胞性卵巣症候群と診断を受けました。その後、4年間ピルを服用していました。
ピル服用中は、不正出血は抑えられていましたが、「できればピルに頼らず、生理周期を整えたい」「体質から改善を目指したい」というお気持ちから、漢方相談を希望されました。
初回相談時のお身体の状態
初回相談では、
- 不正出血を繰り返している
- 生理周期が安定しない
- ニキビがある
- 頭痛がある
- 生理痛がある
などの症状がみられました。
生活習慣や体調を総合的に確認した結果、血の巡りが悪いところがあるのでそれを改善する漢方薬を服用することから始めました。
ご提案した内容
漢方相談
ピル服用前に生理痛があり、その当時も今のニキビに悩んでいたという状態から血の巡りが悪いところがあると判断し漢方薬と栄養補助を組み合わせて開始しました。
その後は、2週間に1度のペースでお体の状態を伺い、その時点のお身体の状態に合わせた漢方薬をご提案しました。
生活面でのアドバイス
- 朝食は和食でしっかり摂取してもらうこと
- 休息する時間を確保すること
- 睡眠時間を十分に確保する
- シャワーで済まさず、じわっと汗をかくまでしっかり湯船につかること
相談後の経過
初回
ピル服用前に生理痛があり、その当時も今のニキビに悩んでいたという状態から血の巡りが悪いところがあると判断し漢方薬と栄養補助を組み合わせて開始しました。
約3週間後
ピルの服用を終了。約2日後に消退出血が始まる。鎮痛剤を1回服用。
消退出血から46日後に生理が来る
- 生理前にお腹の痛みと胸の張りが少しある
- 生理痛は1日目に少し、鎮痛剤は服用せずに済む
51日目に生理が来る
46日後に生理が来る
約1か月後に不正出血が始まる
2週間ごとにご来局いただき、
- 睡眠
- 食欲
- 気分
- ストレス
- 生理の状態
などを詳しく確認しながら、その時々のお身体の状態に合わせて漢方薬を調整しました。
なかなか治らないので、何か原因があるのではないかと質問し、すごい精神的ストレスがかかっていることがわかり、
それに対応した漢方薬を服用後、不正出血は治まりました。
さらに1か月後
再度、不正出血が始まりました。
一度は別の漢方薬へ変更しましたが十分な変化がみられず、再評価を行ったうえで処方内容を見直しました。
その後、変更から3日ほどで不正出血は落ち着きました。
その後の経過
同じ漢方薬を約2か月継続したところ、
- 不正出血が起こらなくなった
- 生理周期が徐々に短くなった
- 生理周期は38~36日程度で安定
するようになりました。
また、
- ニキビ
- 頭痛
についても改善しました。
ご本人のご感想
漢方薬を服用し始めて、生理痛が本当に軽くなって感動しました。
漢方を続けて行くことで、ニキビもできなくなりました。不正出血は再発もありましたが、改善されて、良かったです。
漢方を続けて行くことで、体質が変わってきて、以前より自分の体に自信が持てて、漢方薬を続けて来て満足しています。
漢方相談担当者より
── 担当大島から
PCOSによる不正出血は、一つの原因だけで起こるとは限りません。
生活習慣やストレス、睡眠、体調の変化など、さまざまな要因が重なることで症状が現れることがあります。
そのため、当薬局では定期的にお身体の状態を確認し、その時々の体質や症状に合わせて漢方薬をご提案しています。
※本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。漢方薬の選択は体質や症状、生活習慣、服用中のお薬などを総合的に判断して行います。
漢方相談担当者の考察
今回の症例では、最初に選択した漢方薬だけでなく、途中で起こった大きなストレスがお身体の状態に影響していました。
詳しくお話を伺う中で、生活環境の変化や精神的な負担が大きく関係していることが分かり、それを踏まえて漢方薬を見直したことが、その後の経過につながったと考えています。
漢方相談では、症状だけでなく、その背景にある生活やストレスの変化を確認することも大切だと考えています。
よくある質問
Q. PCOSでは不正出血が起こることがありますか?
PCOSでは排卵が不規則になることで、生理周期の乱れや不正出血がみられることがあります。不正出血が続く場合は、他の病気が隠れている可能性もあるため、婦人科での診察を受けることが大切です。
Q. ストレスで不正出血が悪化することはありますか?
ストレスはホルモンバランスや体調に影響を与えることがあり、人によっては生理周期や不正出血に影響する場合があります。
Q. 漢方薬は途中で変更することがありますか?
はい。漢方では、その時々のお身体の状態や症状の変化を確認しながら、必要に応じて漢方薬を見直すことがあります。
Q. 病院でピルを服用していても相談できますか?
病院での治療と並行して漢方相談を受けられる方もいます。現在服用中のお薬や体調を確認しながらご相談をお受けしています。

