
「この記事では、過去に流産経験ありでPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)で漢方と不妊治療で妊娠した漢方相談事例をご紹介いたします。」
過去に流産歴あり。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断され、タイミングをとっていたがなかなか妊娠せずに漢方相談へ。
流産しないように漢方薬で体づくりをしながら人工授精をしていたが、体外受精へステップアップ。1回目の体外受精で無事に妊娠。
- 利用したサービス 漢方相談
- 年齢 29歳 女性
- お住まい 名古屋近郊
- 主なお悩み 多嚢胞性卵巣症候群
- 相談開始時の生理周期 28~35日
- 症状の期間 以前より
- 相談期間 9ヶ月
- ご希望 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも妊娠したい
- 病院治療との併用状況 あり
※本症例は一例であり、同様の経過や結果を保証するものではありません。
この症例は、次のようなお悩みをお持ちの方に参考となる内容です。
- 流産経験がある
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断された
- 妊活を始めたが授からない
- ストレスを感じ、イライラする
- 生理痛がある
- 体質改善も考えたい
事例の概要
過去に流産歴のある方でした。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)で再度妊活を始められましたが、流産の経験もあるので、漢方薬で妊娠しやすい体づくりをしながら、クリニックを受診して、妊娠を目指していきました。
タイミングをとったり人工授精をしていていましたが、体外受精へステップアップ。1回目の体外受精で無事に妊娠しました。
ご相談時のお悩み
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による不妊症
ご相談までの経過
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の既往で、過去に自然妊娠したが、流産を経験。
しばらくお休みした後、妊活を再開し、クリニック受診とともに流産経験を踏まえて漢方相談で妊娠しやすい体づくりを開始。
初回相談時のお身体の状態
- 仕事は忙しくはないがストレスが多い
- 生理周期は28〜35日
- 生理痛あり
- 肩こり、頭痛、
- 血圧低い
- 冷え性
- 仕事でイライラする
- 寝つきよい、目覚め悪い
- 夕方から浮腫む
- のどの渇きがある。
ご提案した内容
漢方相談
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の自覚症状はあまり強く出ていませんでした。
だた、仕事によるストレスは多く感じている様でした。
冷え性とおっしゃっていましたが、手先足先が冷えるが、口も乾きやすく、食欲もあるので、もともと体に熱を作る能力はあるタイプだと判断し、血の質を高めて血流をよくして熱を体の隅々まで運べるようになるように漢方薬を選んでいきました。
2週間に一度のベースで来局していただき、お身体の状態に合わせた漢方薬を服用していただきました。
生活面でのアドバイス
- 朝食は和食でしっかり摂取してもらうこと
- 休息する時間を確保すること
- 睡眠時間を十分に確保する
- シャワーで済まさず、じわっと汗をかくまでしっかり湯船につかること
- ストレス対策として飲酒をされていましたので、体の負担を考えて、筋腫ではなく量を減らしてもらうようにお願いした
相談後の経過
2週間後
多少冷えを感じにくくなった。
1.5ヶ月後
- 生理痛と頭痛が改善
- 経血の塊がなくなった
3ケ月後
- 良い状態が続いている。
- フェマーラで排卵誘発をしながら人工授精 3周期行う
8ケ月後
- フェマーラで排卵誘発をしながら体外受精を行う。
妊娠が分かる。
ご本人のご感想
流産があって落ち込んでいましたが、何とか妊娠したいと思い、漢方薬を服用しながら不妊治療を続けていきました。
漢方薬を飲んでいたので、順調に排卵もできていたのですが、人工授精では妊娠できなくて、早く妊娠したくて体外受精を行いました。
漢方薬を続けたこともあり、1回目で妊娠できて本当に良かったです。
漢方相談担当者より
── 担当大島から
PCOSでは、生理周期だけでなく、PMSや生理痛、体調の変化など、さまざまな症状を伴うことがあります。
当薬局では、初回の体質評価だけでなく、毎回のお身体の変化を確認しながら漢方薬を調整しています。
この症例でも、一つの漢方薬を固定するのではなく、その時々の体調に合わせて見直しを行い、体を整えた結果、最終的に、初めての体外受精により妊娠することができました。
※本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。漢方薬の選択は体質や症状、生活習慣、服用中のお薬などを総合的に判断して行います。
漢方相談担当者の考察
この症例では、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の自覚症状はあまり強く出ていませんでした。
だた、仕事によるストレスは多く感じている様でした。
冷え性とおっしゃっていましたが、手先足先が冷えるが、口も乾きやすく、食欲もあるので、もともと体に熱を作る能力はあるタイプだと判断し、血の質を高めて血流をよくして熱を体の隅々まで運べるようになるように漢方薬を選んでいきました。
途中で、血の巡りの悪い部分を改善する漢方薬を加えて行くと、生理痛や頭痛などの症状もとれていきました。
最後は、腎精を高める漢方薬を服用いただき、体外受精に望み、1回目で無事に妊娠することができました。
PCOSでは、
- 生理周期
- ストレス
- 生理痛
- 睡眠
- むくみ
- 胃腸の状態
などを総合的に確認することが大切だと考えています。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)完全ガイド|原因・症状・診断・治療・漢方まで薬剤師が詳しく解説

