
当帰芍薬散は子宮内膜を厚くする効果があることを知ったあなた。
当帰芍薬散は、子宮内膜を厚くするのに優れた漢方薬です。
そして、当帰芍薬散は、3世紀頃にまとめられた漢方の聖典「金匱要略:婦人雑病編」に記載のある、特に婦人科系のトラブルに重宝され続けてきた非常に歴史のある漢方薬でもあります。
実際、私の運営する漢方薬局に来られた不妊治療中にクリニックのエコー検査で子宮内膜が薄いと言われた方が当帰芍薬散を服用することで改善したり、経血量が少なくて不安になっていた方が当帰芍薬散を服用することで経血量が増えたりした方を数多く見てきました。
ただ、当帰芍薬散は、すべての人の子宮内膜を厚くする万能薬ではありません。
漢方薬には、証というものがあり、証とお体の状態が一致しないと、症状が改善されないだけでなく、反って体調を崩すこともあります。
証を読み解くには、漢方薬の専門的な知識と経験が必要となります。
ここでは、子宮内膜を厚くするのに当帰芍薬散がどのように役立つのかを分かりやすく説明いたします。
最後までお読みいただくと、当帰芍薬散を上手に活用して、子宮内膜を厚くする道筋が見えてきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
当帰芍薬散は子宮内膜を厚くするのに優れていますが、残念ながらすべての人の子宮内膜を厚くする万能薬ではありません。
当帰芍薬散は、子宮内膜を厚くするのに優れた漢方薬です。
ただ、当帰芍薬散は、すべての人の子宮内膜を厚くする万能薬ではありません。
なぜなら、漢方薬には証というものがあり、証とお体の状態が一致しないと症状が改善されないだけでなく、反って体調を崩すこともあるからです。
当帰芍薬散を服用して子宮内膜を厚くしたと思われた時は、あなたのお体に当帰芍薬散の証があるかを判断しないといけません。
証の判断には、とても専門的な知識と経験が必要となります。
私の運営する漢方薬局では、漢方薬の勉強と経験を積み重ねた薬剤師が、初回は60分以上お話を伺い、お身体の状態を把握した上で、証を判断し、漢方薬を選んでおります。
子宮内膜を厚くするために当帰芍薬散を服用したいときは、一度、専門的な知識と経験を持った薬剤師や医師にご相談されることをおすすめします。
合わない漢方薬を服用することは、費用的にもお体的にも良い事はありません。そして、時間的にも、短期間で子宮内膜を厚くするという目標に早くたどり着ける可能性が高くなります。
当帰芍薬散は、血を作る働きと体にだぶついた水を排泄する働きを合わせ持つ漢方薬です。
当帰芍薬散は、当帰芍薬散は、冷えと過剰な水分で血行障害が起きている病態を改善する漢方薬です。
それは、当帰芍薬散を構成している生薬をみると分かります。
当帰芍薬散は、以下の6つの生薬で構成されています。
- 当帰(とうき)
- 芍薬(しやくやく)
- 川芎(せんきゅう)
- 茯苓(ぶくりょう)
- 沢瀉(たくしゃ)
- 白朮(びゃくじゅつ)
当帰は、お腹を温め外の寒をのぞき血行を良くするものであり、芍薬は筋肉の緊張を弛め血行を良くして、川芎は気の巡りを良くして血行を良くします。つまり、3つの生薬でお腹を温め血行をよくして腹痛を治してくれます。
そして、茯苓・沢瀉・白朮は、体内の水を取り除いてくれます。
トータルで考えると、当帰芍薬散は、冷えがあって、余分な水分が体内に滞り、それが原因で血行障害を起こしている病態をお持ちの方にあう漢方薬であることが分かります。言い方を変えると、血が水で薄まっていて、本来の血の働きができないために、子宮内膜を厚くできない状態を改善する漢方薬と言えます。
当帰芍薬散の証を持つ人が感じている代表的な自覚症状を5つお伝えします。
当帰芍薬散は、
1)生理痛・腹痛がある
2)冷え性である
3)貧血・生理の量が少ない
4)むくみがある
5)疲れやすい
という5つの自覚症状を持つ子宮内膜を厚くしたい方に合います。
逆に、これらの症状を合わせ持たない人に当帰芍薬散はあいません。特に便秘の人に当帰芍薬散の合うことは少ないです。
当帰芍薬散の効能には
上記の5つの症状が、記載されていることが分かります。
ストレスや疲れが溜まってくると生理が不順になり、疲労があり、頭痛もちで、どちらかというとお通じは緩めで、おしっこの回数は少なく、浮腫みやすい人は、当帰芍薬散でこれらの症状が改善していき、子宮内膜が厚くなる可能性が高いです。
子宮内膜を厚くしたい人の当帰芍薬散の服用方法
子宮内膜を厚くする人の当帰芍薬散の服用方法は、1日3回食前または食間に水または白湯で服用してください。
これは、漢方薬のパッケージや説明書きに記載されている服用方法と同じです。
食前や食間は飲み忘れやすいため、飲み忘れを防ぐために食事のテーブルに当帰芍薬散を置いておくという方が多いです。
効果を実感しやすくするため、当帰芍薬散の効果を判断するためにも、1日3回食前または食間に水または白湯で服用してください。
子宮内膜を厚くしたいというお悩みで、根本的に治療したい方は相談先の一つとして、漢方相談薬局にご相談することをおすすめします。
子宮内膜を厚くしたいというお悩みで、根本的に治療したい方は相談先の一つとして、漢方相談薬局にご相談することをおすすめします。
子宮内膜を厚くする漢方薬は、当帰芍薬散だけではありません。
一人一人違う漢方医学的なお体の状態を正しく把握し、最適な漢方薬を選ばないと根本的な治療は難しいため、相談先の一つとして、専門的な知識や経験が豊富な漢方薬局に相談することをおすすめいたします。
まとめ
当帰芍薬散は、子宮内膜を厚くするのに効果的な漢方薬です。
当帰芍薬散は、
1)生理痛・腹痛がある
2)冷え性である
3)貧血・生理の量が少ない
4)むくみがある
5)疲れやすい
という5つの自覚症状を持つ子宮内膜を厚くしたい方に合います。
逆に、これらの症状を合わせ持たない子宮内膜を厚くしたい人に当帰芍薬散はあいません。子宮内膜を厚くしたというお悩みで、根本的に治療したい方は相談先の一つとして、漢方相談薬局にご相談することをおすすめします。

