生理不順

ピルやめたけど生理がこない|自然な生理周期目指すなら漢方!実例紹介

 

ピルをやめたのに生理がこない。自分の体がどんな状態なのかと不安を感じますよね。

ピルをやめたのに生理が来ない主な原因は、大きく3つあります。

・ピルを服用する前の状態に戻った(ピルを服用するきっかけとなった疾患の影響)

・ピルの影響が残っている

・妊娠している

ピルをやめて生理がこない時、少しでも妊娠の可能性があるならば、まずは、妊娠検査薬で妊娠の有無をご確認されるのをおすすめいたします。

それ以外の場合は、ピルをやめて3か月以内なら、ピルの影響の可能性がありますので、3か月過ぎるまでは様子をみていただくのも良いと思います。

でも、3ヶ月も待てない、または、3ヶ月経っても生理がこない状態で、自然な月経サイクルを取り戻すことを望むなら、漢方薬という選択があります。

漢方薬は、根本治癒を目指すことのできるお薬です。漢方薬を用いる漢方医学は、日本の伝統医学で、日本人の体の悩みに対して1400年以上経験を積み重ね、日本独自に発展してきました。この歴史を考えても、日本人の体の悩みに非常に有用な解決方法になるとご理解いただけると思います。

実際、私の運営する漢方薬局にピルをやめて生理が来ない方が、漢方薬を服用することで生理のトラブルを克服されるのを見てきました。

ここでは、ピルをやめたのに生理がこない時の対応方法についてまとめました。ピルをやめるという大きな選択をしたけど生理がこなくて不安に思われている方に、当初の目的に合わせた次の選択肢が見つかり、思い描いていた日常生活が送れるようになることを願っております。

 

目次

ピルを止めてから生理がこない3つの原因

ピルを止めてから生理がこない理由は3つあります。

1)ピルを服用したきっかけの生理不順の状態に戻ったので生理がこない

2)ピルの影響が残っていて生理がこない

3)妊娠したので生理がこない

なぜ生理がこなくなってしまったか不安ですよね。理由について詳しく説明していきます。

1)ピルを服用したきっかけの生理不順の状態に戻ったので生理がこない

一つ目の理由は、ピルを服用したきっかけの生理不順の状態に戻ったので生理がこないことです。

ピルを止めると多くの場合、元の状態に戻っていきます。

ピルを服用する前に生理不順があった場合、多くの場合、生理がなかなかこなくなります。なぜならピルを中止してピルの効果がなくなってしまったからです。

例えば多嚢胞性卵巣症候群でピルを服用していた方は、ピルを中止すると、ピルを服用前の排卵しにくい状態に戻り、生理がなかなかこないことがあります。

かと言って、ピルを永遠に飲み続ける必要があるわけではありませんのでご安心ください。根本解決の方法がありますので、後ほど詳しく解説いたします。

 

2)ピルの影響が残っていて生理がこない

二つ目の理由は、ピルの影響が残っていて生理がこないことです。

ピルの服用をやめて3ヶ月ぐらいは、ピルの影響が残る可能性があると言われています

ピルを中止して、ピルによるホルモン補充がなくなり、体のホルモンバランスが変化することによる影響と考えられます。

人のよっては、その期間が3ヶ月ほどあると言われています。

3ヶ月以内なら、ピルの影響が残っていて、生理がこない可能性があります。

 

3)妊娠したので生理がこない

三つ目の理由は、妊娠したので生理がこない事です。

妊娠していると、生理がこなくなります。

ピルを中止すると排卵が再開し、タイミングが合えば妊娠する可能性があるからです。

実際、そのようなケースもあります。

 

ピルを止めて生理がこない時の対処法

 

少しでも妊娠の可能性があるなら、まずは、妊娠検査薬で妊娠有無の確認をすることをおすすめいたします。

なぜなら、ピルを中止すると排卵が再開しタイミングが合えば妊娠する可能性があるからです。

 

妊娠すれば生理はこなくなります。

実際に、そのようなケースもあります。

 

妊娠は、市販されている妊娠検査薬で確認できます。

一般の妊娠検査薬は、生理予定日の7日後から測定できるもの、生理予定日から測定できるものもあります。

今後の選択に大きく影響しますので、少しでも妊娠の可能性があれば、確認することをおすすめいたします。

妊娠ではない場合には、6つの対処法があります。

以下にその方法と特徴についてまとめました。

  • 漢方薬を服用して定期的な生理を目指す
  • 生活習慣を改善して定期的な生理を目指す
  • 排卵誘発剤を服用して定期的な生理を目指す
  • 黄体ホルモン剤を服用して定期的な生理を目指す
  • カベルゴリンを服用して定期帝な生理を目指す
  • 腹腔鏡下卵巣多孔術という手術を受けて定期的な生理を目指す

 

順番に詳しく説明していきます。

漢方薬を服用して定期的な生理を目指す

 

ピルを止めて生理が来ない時に、自然の月経サイクルを求めるなら漢方薬はとても効果的です。

なぜなら、漢方医学は、症状を抑えるのではなく、漢方医学的に生理がこない要因を見つけ出し、それに対応する漢方薬を服用することにより、その要因を取り除き、本来の自然な月経サイクルを取り戻す可能性が高いからです。

 

実際、私の運営する漢方薬局に来られた生理不順の方が、漢方薬でピルをやめて生理が来ない方が定期的に自然な手月経サイクルを取り戻し、自分の体に自身を持って元気に過ごされている姿を見てきました。

 

漢方薬を使用する漢方医学は、日本の伝統医学で日本人の体の悩みに対して1400年以上経験を積み重ね、日本独自に発展してきました。

 

根本治癒を目指したい方には、おすすめの方法となります。

 

漢方薬を服用して定期的な生理を目指す方法を以下にまとめております。

 

ピルを止めた目的自然な生理周期を目指してのピルの服用中止
治療法
  • (多くの場合)複数の漢方薬を服用する
  •  体の変化に合わせて漢方薬を切り替えながら服用を継続する
  • 生理不順の状況(体調)に合わせて漢方薬を調整していく
注意点
  • 漢方薬治療は体調に合わせることが重要で、体調変化を読み取りながら漢方薬を選ぶには、漢方に詳しい医師や漢方薬局の薬剤師など、専門家の知見が必要となる

 

 

生活習慣を改善して定期的な生理を目指す方法

 

自然な月経サイクルを目指すのに理想的な改善方法です。

なぜなら、身体に負担をかけていることを見つけて改善して、さらに、プラスに働くことを積み重ねていくことで、自分の体に備わっている自然治癒力を引き出して改善を目指していくからです。

 

ストレスや不規則な食事や生活心当たりのある場合は、特に取り入れたい方法です。漢方薬と一緒に取り組むのも良い選択です。

 

生活習慣を改善して定期的な生理を目指す方法を以下にまとめております。

 

ピルを止めた目的自然な生理周期を目指してのピルの服用中止
治療法
  •  日常生活を振り返り、負担をかけている部分を見つけ出し、改善を図るっていく(食事や運動や生活リズムなど)
  • 他の治療法と組み合わせることにより、効果的な治療が期待できる。特に漢方との相性はとても良い
注意点
  • 自分と向き合い、日々の習慣を変えるのはとても難しい
  • 日常生活を振り返り、何が負担をかけているかを自分で見つけるのは難しい
  • 改善には、多くの場合、時間がかかる

 

 

排卵誘発剤(クロミフェンやレトロゾールなど)を服用して定期的な生理を目指す方法

 

排卵しにくいことが原因の生理不順に有用な方法です。

医師による診断と処方により排卵誘発剤を服用します。

 

排卵誘発剤を服用して定期的な生理を目指す方法を以下にまとめております。

 

ピルを止めた目的自然にこだわらず定期的な排卵を目指してのピルの服用中止
治療法
  •  医師の診断と処方による治療法
  • 排卵を誘発して排卵をさせることにより、生理周期を作ることができます。
  • 多くの場合、排卵異常の時や不妊治療などの時に期間を限定して使用されます
注意点
  • 周期を重ねていくと、徐々に薬が効きにくくなることがあります
  • クロミフェンの場合、子宮内膜が薄くなっていくことがあります
  • 代表的な排卵誘発剤のクロミッドの副作用としては、目の異常、吐き気、頭痛、発疹や疲労感などがあります

 

 黄体ホルモン剤(クロルマジノン酢酸エステル:ルトラールなど)を服用して定期的な生理を目指す方法

 

黄体ホルモン剤は色々な目的に使用されますが、生理不順の状態をリセットするために用いられることがあります。

医師による診断と処方により服用します。

 

黄体ホルモン剤を服用して定期的な生理を目指す方法を以下にまとめております。

 

ピルを止めた目的自然にこだわらず定期的な排卵を目指してのピルの服用中止
治療法
  • 医師による診断と処方による治療法l   かなか生理が来ない時に、黄体ホルモンを一時的に補充することで、高温期のような状態を作ります。服用中止後、しばらくすると生理(実際は消退出血)が起こります。これにより、生理後と同じような状態となります。
  • 一次的な生理不順の場合は、服用後通常の生理周期にもどることもあります。
注意点
  • 代表的な黄体ホルモン剤であるルトラールの副作用としては、血栓症や発疹、食欲不振、悪心嘔吐下痢、腹痛、不正出血や頭痛があります。

 

 カベルゴリン(カバサール)を服用して定期的な生理を目指す方法

生理不順の原因が、体内のプロラクチンというホルモンが高い時のお薬です。

プロラクチンの数値を下げることで、排卵しにくい条件を取り除き、生理不順を改善します。

 

カベルゴリンを服用して生理不順を改善する方法を以下にまとめております。

 

ピルを止めた目的自然にこだわらず定期的な排卵を目指してのピルの服用中止
治療法
  • 高プロラクチン血症による排卵障害に効果があります。
  • 高プロラクチン血症の人のプロラクチンの分泌を抑えることで、自然に排卵しやすい体内環境を作ります。
注意点
  • カベルゴリンの副作用として、嘔気や悪心、胃部不快感、食欲不振などがありますが、服用量が少ないため、起こりにくいです。

 

 

腹腔鏡下卵巣多孔術を用いて定期的な生理を目指す方法

 

生理不順の原因が多嚢胞性卵巣症候群の時に、外科的に行う治療方法となります。

医師による診断により一つの治療法として提案される場合があります。

 

腹腔鏡下卵巣多孔術という手術を受けて定期的な生理を目指す方法を以下にまとめております。

 

ピルを止めた目的自然にこだわらず定期的な排卵を目指してのピルの服用中止
治療法
  • 腹腔鏡を使って、電気メスを用いて、卵巣皮質に3~5mmの深さで穴をあけます。
注意点
  • 術後の排卵率は30~90%と言われています。

 

 

ピルをやめて生理がこない方に漢方薬で生理が来るようになった実例

 

私の運営する漢方薬局にピルを止めてが、漢方薬で生理不順が改善してきた実例をご紹介いたします。

 

23歳 6年制学科の大学5年生の女性です。

大学通学しながら、バイトもして大変忙しい日々を送っておられました。

 

漢方相談までの経過

  •  生理不順があり、クリニックを受診してピルを処方してもらいずっと服用してきた。
  • 今後の事を考え、一度ピルの服用を中止した。
  • その後、2ヶ月以上生理がこなくて、このまま生理がこなくなるのではないかと心配になって漢方が良いのではと母と相談し来局

 

初回相談時の体の状態

  • ご本人は、自覚があまりないのですが、バイトと大学の授業で睡眠時間も少なく、かなり体に負担がかかっている状態。
  • 頭痛もちである。

東洋医学的に考えるお体の状態

  • 漢方医学的に虚労と呼ばれる状態で、元気に生活をしているが、その分、精神的にも体力的にも負担があるのではないかと判断。

 

漢方服用の経過

 

日数服用薬主な体調変化
開始~2日目

桂枝加竜骨牡蛎湯

  • 1包をすぐに服用してもらうと、お腹と背中がポカポカして気持ち良くなる
  • 2日後に無事に生理がきた

 

ピルをやめて生理がこない方が服用する漢方薬の副作用

 

ピルをやめて生理がこない方が漢方薬を服用した時の副作用としては、以下のような症状があります。

 

これらは、生理がこない時に服用する代表的な漢方薬の副作用に記載があることから分かります。

 

漢方薬はお薬で体の負担がゼロではありません。

 

服用する際に不安のある方は、一度薬局の薬剤師に相談してからの服用をおすすめします。

症状が出た場合は、服用を中止してください。

中止すればほとんどの場合、元に戻っていきます。

 

皮膚に発疹・発赤

 

 

 

 

かゆみ

 

 

 

 

食欲不振 胃部不快感

 

 

 

 

 

腹痛

 

 

 

 

 

 

 

ピルを止めて生理のこない方に、自然な月経サイクルを目指すのであれば、相談先の一つとして、漢方相談薬局にご相談することをおすすめします。

ピルを止めて、自然な月経サイクルを目指すのであれば、相談先の一つとして、漢方相談薬局にご相談することをおすすめします。

 

この場合、漢方薬は、一つの漢方薬で治ることは少なく、ほとんどの場合、複数の漢方薬を服用することになるからです。

 

漢方薬を服用して、漢方薬の効果を判断し、取れない症状を次の漢方薬を選んで、服用するということを繰り返すことで改善していきます。

 

一人一人違う生理不順の漢方医学的なお体の状態を正しく把握し、最適な漢方薬を選ばないと根本的な治療は難しいため、相談先の一つとして、専門的な知識や経験が豊富な漢方薬局に相談することをおすすめいたします。

 

 

 

まとめ

ピルをやめたのに生理が来ない主な原因は、大きく3つあります。

・ピルを服用する前の状態に戻った(ピルを服用するきっかけとなった疾患の影響)

・ピルの影響が残っている

・妊娠している

ピルをやめて生理がこない時、少しでも妊娠の可能性があるならば、まずは、妊娠検査薬で妊娠の有無をご確認されるのをおすすめいたします。

自然な月経サイクルを取り戻すことを求めてピルをやめた場合には、次の2つの選択肢があります。

  • 漢方薬を服用して定期的な生理を目指す
  • 生活習慣を改善して定期的な生理を目指す

 

自然にこだわらず定期的な排卵を目指すためにピルをやめた場合には、クリニックを受診しながら主に次の4つの選択があります。

  • 排卵誘発剤を服用して定期的な生理を目指す
  • 黄体ホルモン剤を服用して定期的な生理を目指す
  • カベルゴリンを服用して定期帝な生理を目指す

 

腹腔鏡下卵巣多孔術という手術を受けて定期的な生理を目指す根本的に治したいなら、自分に合った漢方薬や生活習慣の改善がおすすめです。

 

根本的に治療したい方は相談先の1つとして一度漢方薬局のご利用をおすすめいたします。

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