生理不順

生理不順ピル以外の方法6つ|漢方による改善事例も紹介

生理不順でピル以外の解決方法について説明

生理不順でピル以外の治療方法をお探しのあなた。生理が安定しないと、自分の体に不安を感じてしまいますよね。実は、生理不順のお悩みに対してとても良い根本解決を目指せる方法があります。

その代表的な治療方法が漢方薬です。

漢方薬は、5~6世紀ごろ中国から伝わり日本で独自に発展した日本の伝統医学(漢方医学)で使用されるお薬です。日本人の体の悩みに対して1400年以上経験を積み重ね、日本独自に発展してきた歴史を考えても、日本人にとって非常に有用な解決方法になることが分かります。実際、私の運営する漢方薬局に生理不順の相談に来られた方が、漢方薬で生理不順を克服されるのを見てきました。ピルは、症状を抑えることに主眼を置いたお薬となりますが、漢方薬は、体に負担が少なく、根本解決が目指せる方法でもあります。

ここでは、生理不順に対してピル以外の6つの解決方法について紹介いたします。そして、漢方薬による改善実例もご紹介します。6つの選択肢を確認した上で、自分にとって一番最適な方法を選択して、生理を安定させてください。生理が安定すると、日常生活も楽しくなります。ぜひ、ご参考になさってください。

生理不順に対してピル以外の方法6つ

生理不順を解決するピル以外の代表的な方法は、6つあります。生理不順を起こしている原因がはっきりしていない場合は、一度婦人科を受診して、原因を把握するのも良い選択だと思います。

6つの方法とその特徴についてまとめました。

  1. 漢方薬を服用して生理不順を改善する
  2. 生活習慣を改善して生理不順を改善する
  3. 排卵誘発剤を服用して生理不順を改善する
  4. 黄体ホルモン剤を服用して生理不順を改善する
  5. カベルゴリンを服用して生理不順を改善する
  6. 腹腔鏡下卵巣多孔術という手術を受けて生理不順を改善する

1. 漢方薬を服用して生理不順を改善する

生理不順のお悩みに対して、漢方薬はとても効果的です。根本解決を目指せる方法です。

なぜなら、漢方医学は、症状を抑えるのではなく、漢方医学的に生理不順を引き起こしている要因を見つけ出し、それにアプローチすることで改善を目指していくからです。実際、私の運営する漢方薬局に来られた生理不順の方が、漢方薬で生理不順を克服されて、自分の体に自身を持って元気に過ごされている姿を見てきました。

漢方薬を服用して生理不順を改善する方法を以下にまとめております。

特徴

根本解決が目指せる方法

治療法

  • (多くの場合)複数の漢方薬を服用する
  • 体の変化に合わせて漢方薬を切り替えながら服用を継続
  • 生理不順の状況(体調)に合わせて漢方薬を調整していく

注意点

漢方薬治療は体調に合わせることが重要で、体調変化を読み取りながら漢方薬を選ぶには、漢方に詳しい医師や漢方薬局の薬剤師など、専門家の知見が必要

    2. 生活習慣を改善して生理不順を改善する

    生理不順を解決する理想的な改善方法です。なぜなら、身体に負担をかけていることを見つけて改善して、さらに、プラスに働くことを積み重ねていくことで、自分の体に備わっている自然治癒力を引き出して改善を目指していくからです。ストレスや不規則な食事や生活が原因の生理不順の場合は、特に取り入れたい方法です。他の方法と一緒に取り組むのも良い選択です。

    生活習慣を改善して生理不順を改善する方法を以下にまとめております。

    特徴

    根本解決が目指せる方法

    治療法

    • 日常生活を振り返り、負担をかけている部分を見つけ出し、改善を図る。(食事や運動や生活リズムなど)
    • 他の治療法と組み合わせることにより、効果的な治療が期待できる。特に漢方との相性はとても良い。

    注意点

    • 自分と向き合い、日々の習慣を変えるのはとても難しい。
    • 日常生活を振り返り、何が負担をかけているかを自分で見つけるのは難しい。
    • 改善には、多くの場合、時間がかかる。

    3. 排卵誘発剤 (クロミフェンやレトロゾールなど)

    排卵しにくいことが原因の生理不順に有用な方法です。医師による診断と処方により服用します。

    (特徴)

    • 根本治療とはなりません
    • 排卵を誘発して排卵をさせることにより、生理周期を作ることができます
    • 多くの場合、排卵異常の時や不妊治療などの時に期間を限定して使用されます
    • 周期を重ねていくと、徐々に薬が効きにくくなることがあります
    • クロミフェンの場合、子宮内膜が薄くなっていくことがあります
      代表的な排卵誘発剤のクロミッドの副作用としては、目の異常、吐き気、頭痛、発疹や疲労感などがあります

    4. 黄体ホルモン剤(クロルマジノン酢酸エステル:ルトラールなど)

    黄体ホルモン剤は色々な目的に使用されますが、生理不順の状態をリセットするために用いられることがあります。医師による診断と処方により服用します。

    (特徴)

    • 根本治療とはなりません。
    • なかなか生理が来ない時に、黄体ホルモンを一時的に補充することで、高温期のような状態を作ります。服用中止後、しばらくすると生理(実際は消退出血)が起こります。これにより、生理後と同じような状態となります。
    • 一次的な生理不順の場合は、服用後通常の生理周期にもどることもあります。
    • 代表的な黄体ホルモン剤であるルトラールの副作用としては、血栓症や発疹、食欲不振、悪心嘔吐下痢、腹痛、不正出血や頭痛があります。

    5. カベルゴリン(カバサール)

    生理不順の原因が、体内のプロラクチンというホルモンが高い時のお薬です。プロラクチンの数値を下げることで、排卵しにくい条件を取り除き、生理不順を改善します。医師の診断と処方により服用します。

    (特徴)

    • 根本治療とはなりません。
    • 高プロラクチン血症による排卵障害に効果があります。高プロラクチン血症の人のプロラクチンの分泌を抑えることで、自然に排卵しやすい体内環境を作ります。
    • カベルゴリンの副作用として、嘔気や悪心、胃部不快感、食欲不振などがありますが、服用量が少ないため、起こりにくいです。

    6. 腹腔鏡下卵巣多孔術

    生理不順の原因が多嚢胞性卵巣症候群の時に、外科的に行う治療方法となります。

    (特徴)

    • 腹腔鏡を使って、電気メスを用いて、卵巣皮質に3~5mmの深さで穴をあけます。
    • 術後の排卵率は30~90%と言われています。

    漢方薬で生理不順が改善した実例

    私の運営する漢方薬局に生理不順の相談に来られた方が、漢方薬で生理不順が改善してきた実例をご紹介いたします。

    年齢

    • 28歳

    漢方相談までの経過

    • 7年ぐらい前に生理不順で婦人科を受診し、卵巣のエコーでネックレスサインもあり、多嚢胞性卵巣症候群との診断を受け、低用量ピルが処方され、服用を開始した。
    • 5年間服用し、2年前に低用量ピルを中止。
    • 生理周期は、約90日。
    • 過去に10gの体重の増減を経験。
    • 生理不順と多嚢胞を改善するために当店の漢方相談へ

    体の状態(初回相談時)

    • 生理周期は約90
    • 夕方になると足が浮腫んでくる
    • のどの渇きあり、のぼせやすい
    • すごい冷え性ではない

    漢方服用の経過

    漢方医学的に血に水がしっかり混じり合っていない状態と判断

    • 八味地黄丸
    • 松寿仙(クマザサ・赤松葉・朝鮮人参配合)天然の滋養強壮薬 の服用を開始

    服用して、11目に生理が始まる(約100日周期)

    • 生理前にお腹が張る感じあり、気分に変動あった。
    • 量が多くて、茶色っぽい感じだった。
    • 生理は1週間続いた
    • 継続服用

    生理来て1か月後

    • 気分的な落ち込みがなくなってきた
    • のぼせもなくなった
    • 血を増やして血の巡りをよくするため漢方薬を変更。
    • 八味地黄丸を規定量の半分量へ減量
    • エッキ錠(配合生薬 当帰・川芎・地黄・芍薬・人参・甘草)を追加
    • 松寿仙は継続

    47日目に生理がくる

    • 生理前にお腹の張りや胸の張りがある
    • 生理前に食欲の増加など変化はない
    • 生理痛が重い感じはない
    • 量も通常で血液の色で、塊が少しある
    • お薬は同じものを継続

    生理が来て1か月後

    • 浮腫みが改善
    • 八味地黄丸中止
    • エッキ錠と松寿仙を継続

    41日目に生理がくる

    • 生理の量は通常量
    • 経血は血液の色で濃くも薄くもない
    • 経血に塊が混じらなかった
    • エッキ錠と松寿仙を継続服用中

    生理不順の方が服用する漢方薬の副作用

    生理不順の方が漢方薬を服用した時の副作用としては、以下のような症状があります。これらは、生理不順に用いる代表的な漢方薬の副作用に記載があることから分かります。

    漢方薬はお薬で体の負担がゼロではありません。服用する際に不安のある方は、一度薬局の薬剤師に相談してからの服用をおすすめします。

    皮膚に発疹・発赤

    かゆみ

    食欲不振・胃部不快感

    腹痛

    生理不順にお悩みで、根本的に治療したい方は相談先の一つとして、漢方相談薬局にご相談することをおすすめします

    生理不順にお悩みで、根本的に治療したい方は相談先の一つとして、漢方相談薬局にご相談することをおすすめします。

    生理不順の漢方薬は、一つの漢方薬で治ることは少なく、ほとんどの場合、複数の漢方薬を服用することになるからです。漢方薬を服用して、漢方薬の効果を判断し、取れない症状を次の漢方薬を選んで、服用するということを繰り返すことで改善していきます。

    一人一人違う生理不順の漢方医学的なお体の状態を正しく把握し、最適な漢方薬を選ばないと根本的な治療は難しいため、相談先の一つとして、専門的な知識や経験が豊富な漢方薬局に相談することをおすすめいたします。

    まとめ

    生理不順にピル以外の代表的な方法が6つあります。

    1. 漢方薬
    2. 生活習慣の改善
    3. 排卵誘発剤
    4. 黄体ホルモン剤
    5. カベルゴリン
    6. 腹腔鏡下卵巣多孔術

    生理不順を起こしている原因がはっきりしていない場合は、一度婦人科を受診して、原因を把握するのも良い選択だと思います。3.~6.の方法は、婦人科を受診することで取り組める方法となります。

    根本的に治したいなら、自分に合った漢方薬や生活習慣の改善がおすすめです。体への不安が強い場合は、クリニックを受診して治療を受けながら、漢方を服用する方法もあります。

    生理前の情緒不安定にお悩みで、根本的に治療したい方は相談先の1つとして一度漢方薬局のご利用をおすすめいたします。

    まずはあなたのお悩みを
お聞かせください

    まずはあなたのお悩みを
お聞かせください
    まずはあなたのお悩みを

    お聞かせください

    「これくらいの悩みで相談していいのかな?」と

    迷われる方も多くいらっしゃいます。

    丸の内大島薬局では、症状の大小にかかわらず、

    お一人おひとりの体と心に寄り添ったご相談を大切にしています。 

    どんな小さなお困りごとでも、まずはお気軽にご相談ください。

    まずはあなたのお悩みを
    お聞かせください

    「これくらいの悩みで相談していいのかな?」と
    迷われる方も多くいらっしゃいます。
    丸の内大島薬局では、症状の大小にかかわらず、
    お一人おひとりの体と心に寄り添ったご相談を大切にしています。
    どんな小さなお困りごとでも、まずはお気軽にご相談ください。

    こんな悩みをお持ちの方へ──

    • 生理不順やPMSがつらく、日常生活に支障が出ている
    • ピルをやめた後から体調が不安定になっている
    • 妊活を続けているが、なかなか結果が出ず焦っている
    • 過敏性腸症候群で外出や仕事に不安がある
    • 慢性的な副鼻腔炎で、鼻づまりや後鼻漏が治らない
    • 病院で「異常なし」と言われたが、不調が続いている
    • 薬を飲んでも症状がすぐに再発してしまう
    • 慢性的な疲労感や冷え性に悩んでいる
    • 自律神経の乱れから、不眠や気分の落ち込みがある
    • 将来の健康のために、体質を根本から改善したい

      漢方のご相談はこちらからどうぞ

      日付を選択



      日付を選択


      なかなか改善できないお身体の悩み、ぜひ一度、思い切ってご相談ください。
      なかなか改善できないお身体の悩み、
      ぜひ一度、思い切ってご相談ください。