
ホットフラッシュの漢方に桂枝茯苓丸があることを知ったあなた。
ホルモン剤で抑えるのではなくて、より自然由来の方法でホットフラッシュを改善できたら良いですよね。
桂枝茯苓丸は、まさにそんな、ホットフラッシュに効果的な漢方薬です。
また、桂枝茯苓丸は、3世紀頃にまとめられた漢方の聖典「金匱要略:婦人妊娠病編」に記載されている非常に歴史のある漢方薬でもあります。
婦人妊娠病編に記載され、特に婦人科系のトラブルに重宝され続けてきた非常に歴史のある漢方薬です。
実際、私の運営する漢方薬局に来られたホットフラッシュにお悩みの方が桂枝茯苓丸を服用してホットフラッシュを克服し、体の不快を感じることなく、元気に過ごされている方を数多く見てきました。ただ、すべてのホットフラッシュの人に桂枝茯苓丸が効果的であるわけではありません。
漢方薬には、証というものがあり、証とお体の状態が一致しないと、症状が改善されないだけでなく、反って体調を崩すこともあります。証を読み解くには、知識と経験が必要となります。
ここでは、ホットフラッシュに漢方の桂枝茯苓丸がどのように役立つのかを分かりやすく説明いたします。
最後までお読みいただくと、桂枝茯苓丸を上手に活用して、ホットフラッシュを克服する道筋が見えてきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
桂枝茯苓丸を服用して、ホットフラッシュが改善した実例
当店にご相談の方で、桂枝茯苓丸を服用してホットフラッシュが改善した実例をお伝えいたします。
年齢
54歳
漢方相談までの経過
ホットフレッシュがひどくて、クリニックを受診し医師からホルモン剤を勧めらたが、より自然な方法で何とかならないかと思い、当店に漢方相談に来局。
体の状態(初回相談時)
1日3回くらい突然顔が熱くなり、汗が噴き出す。
漢方服用の経過
漢方医学的に血に熱がこもり、血行が悪くなっている状態と判断。
桂枝茯苓丸 60丸 1回20丸 1日3回毎食前
- 2週間後
汗が噴き出す回数が、少し減った。
- 2週間後
汗が噴き出さない日が出てきた。
- 2週間後
汗が噴き出さない日が増えてきた。
- その後も継続して服用し、ホットフラッシュが改善した。
ホットフレッシュで桂枝茯苓丸が合う人合わない人
桂枝茯苓丸は、
1)のぼせがある
2)打ち身の跡がとれにくい
3)精神的な症状がでる(イライラしたり鬱っぽくなったり)
4)頭痛がおきやすい
5)食欲は減退しない
という5つの自覚症状を持つ生理痛の方に合います。
逆に、これらの症状を合わせ持たないホットフラッシュの人に桂枝茯苓丸はあいません。
桂枝茯苓丸の効能には
比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症(※)、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび
(※)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
と記載されています。
上記の5つの症状が、記載されていることが分かります。
肩がこりやすく頭痛もちで、のぼせを感じることがあり、しみができやすく、打ち身の跡がとれにくい人は、桂枝茯苓丸でこれらの症状が改善していき、ホットフラッシュも改善していく可能性が高いです。
1)のぼせがある
2)打ち身の跡がとれにくい
3)精神的な症状がでる(イライラしたり鬱っぽくなったり)
4)頭痛がおきやすい
5)食欲は減退しない
という5つの自覚症状のあるホットフラッシュの人は、桂枝茯苓丸を服用すると良いと思います。
ホットフラッシュの人が桂枝茯苓丸を服用した時の副作用
ホットフラッシュの人が桂枝茯苓丸を服用した時の副作用として
皮膚に発疹・発赤

かゆみ

食欲不振、胃部不快

の症状がでたりすることがあります。
桂枝茯苓丸の副作用に、これらの記載があることから分かります。
漢方薬はお薬で体の負担がゼロではありません。
服用する際に不安のある方は、一度薬局の薬剤師に相談してからの服用をおすすめします。
ホットフラッシュの人の桂枝茯苓丸の服用方法
生理痛の人の桂枝茯苓丸の服用方法は、1日3回食前または食間に水または白湯で服用してください。
これは、漢方薬のパッケージや説明書きに記載されている服用方法と同じです。
食前や食間は飲み忘れやすいため、飲み忘れを防ぐために食事のテーブルに桂枝茯苓丸を置いておくという方が多いです。
効果を実感しやすくするため、桂枝茯苓丸の効果を判断するためにも、1日3回食前または食間に水または白湯で服用してください。
生理痛にお悩みで、根本的に治療したい方は相談先の一つとして、漢方相談薬局にご相談することをおすすめします。
生理痛にお悩みで、根本的に治療したい方は相談先の一つとして、漢方相談薬局にご相談することをおすすめします。
生理痛の漢方薬は、一つの漢方薬で治ることは少なく、ほとんどの場合、複数の漢方薬を服用することになるからです。
漢方薬を服用して、漢方薬の効果を判断し、取れない症状を次の漢方薬を選んで、服用するということを繰り返すことで改善していきます。
一人一人違う生理痛の漢方医学的なお体の状態を正しく把握し、最適な漢方薬を選ばないと根本的な治療は難しいため、相談先の一つとして、専門的な知識や経験が豊富な漢方薬局に相談することをおすすめいたします。
まとめ
桂枝茯苓丸は、生理痛に効果的な漢方薬です。ただ、ほとんどの場合、他の漢方薬も必要となります。桂枝茯苓丸は、
1)のぼせがある
2)打ち身の跡がとれにくい
3)精神的な症状がでる(イライラしたり鬱っぽくなったり)
4)頭痛がおきやすい
5)食欲は減退しない
という5つの自覚症状を持つホットフラッシュの方に合います。
逆に、これらの症状を合わせ持たないホットフラッシュの人に桂枝茯苓丸はあいません。ホットフラッシュにお悩みで、根本的に治療したい方は相談先の一つとして、漢方相談薬局にご相談することをおすすめします。

